【北京五輪】フィギュア男子フリーの予定構成について突っ込ませてほしい【鬼のジャンプ大会】
男子フィギュア、色々と衝撃のあったショートプログラムから1日。ついに明日にはフリーを迎えます。明日のフリー…の前に！今回は注目選手のフリー予定構成を確認していきたいと思います。いやいや皆ジャンプの構成えぐすぎィ！
男子ショートの感想はこちら。
羽生結弦（17番滑走）
フィギュアスケート 男子 フリー : 北京オリンピック2022 : 読売新聞オンライン
ジャンプ：4A、4S、3A+3Lo、3F、4T+3T、4T+1Eu+3S、3A
4Aどきどきだな〜〜！北京入り後の練習で成功しているところを見たことないので現実的には厳しいんだろうか。そして全日本と比較して3A+2T→3A+3Lo、3Lo→3Fに構成をアップ。セカンドループ大好き芸人だから嬉しい！！そして3連続ジャンプは4回転から。平昌の時は誰も4回転から始めてる人はいなかったことを思うと、男子フィギュアのレベルの上がり方えぐい。4T+3Tも4T+1Eu+3Sも、演技後半にあるらしくて彼はどんな次元で戦ってるのか意味わかんなくて恐怖を覚えます。
宇野昌磨（22番滑走）
ジャンプ：4Lo、4S、4T+3T、3A、4F、4T+2T、3A+1Eu+3F
4回転は羽生くんより多い5本！平昌では成功できなかった4Lo、今どれくらいの完成度なんだろう…？後はコンビネーションジャンプが4T+3Tと4T+2Tって結構リスキーな構成にしてるんだなという感想。4Tの後どちらもジャンプ繋げられなかったらREPになっちゃう*1。4Tの着氷堪える感じになるとわりとありえる展開なのでそこは少し心配かも。これ両方演技後半だよね…体力が持ってくれることを祈ります。
あとは昌磨くんの3連続ジャンプのラスト3F大好きだからその構成が変わってなくて嬉しい〜〜！これは昌磨くんならではのジャンプだよね☺︎
鍵山優真（23番滑走）
ジャンプ：4S、3Lz、4T+3T、3A+1Eu+3S、4T、3F+3Lo、3A
団体戦のフリーから4Loを外して少し構成難度を落とした様子。明日のフリーもしっかり滑り切ってほしいな〜！こればっかりは祈るしかない。鍵山くんも私の大好きなセカンドループやってくれて嬉しい。
ネイサン・チェン（24番滑走）
ジャンプ：4F+3T、4F、4S、4Lz、4T+1Eu+3F、3A、3Lz+3T
5種4回転の構成ではなかった！それでも激ヤバ構成なことには変わりないけど。4Lzやるのってネイサンとボーヤン、グラスルくらいだよね？本当にトンデモ構成だな。正直フリーをミスすることが想像できないくらいネイサンは強いので、安心して見れそうで嬉しい。
ジェイソン・ブラウン（19番滑走）
ジャンプ：4S、3A+2T、3A、3Lo、3F+3T、3Lz+1Eu+3S、3F
ジェイソン、4回転跳ぶの？！4回転が嫌いで知られるジェイソンですが、あれ、元々フリーは一応4回転入れてたんだっけ…？4Sのほかは全て3回転から始まるという構成ですが、ジェイソンの良さはジャンプだけではないのです。スケーティングが芸術。ジェイソンの演技という素晴らしい作品を楽しめること、これ以上の贅沢はないよね…。2022年にもまだジェイソンが現役を続けてくれていることに感謝です。早く見たい！
ダニエル・グラスル（13番滑走）
ジャンプ：4Lz、4F、4Lo、3A+1Eu+3S、3Lz+3T、3F+3Lo、3Lz
世界ランキング1位のグラスル。ルッツ、フリップ、ループ、4回転の高難度3連続！！逆にトゥループとサルコウが入っていないのが面白いな。
以上、フィギュア男子フリーの予定構成に突っ込ませてほしい！でした。早くフリーが見たい、楽しみすぎる。
それにしても、平昌五輪の時から出場選手が変わりすぎていて4年の月日の長さを感じました。
2018年平昌五輪の結果です。ハビエル、パトリックチャン、リッポン、ミーシャ、ハンヤン、デニステン……素晴らしい選手たちがもう現役を引退しているのかと思うと寂しい。デニスはどこに行っても滑っている姿を見ることができないんだな…改めて思い出してしまうと悲しくなってしまう。でも引退している選手がいる一方で、平昌に引き続き北京に出場している選手もちらほらいて、この4年間で力をつけて今回のオリンピックに初出場を果たした選手もたくさんいて、こうやってフィギュア界って変わっていくのだなぁとしみじみしました。
まずは明日のフリー！選手のみなさんが怪我もなく滑り終えられることを祈っております。日本勢に良い運が回ってきますように！
